マルラオイルはアルガンオイルを超えているのか?【徹底検証】

かくゆう私も、もちろんアルガンオイルは使ってきました。
なんといってもアルガンオイルは美容オイルの最高峰とされ、美容マニアの間でかなりのビッグブームになりました。

ところが最近のマルラオイルのキャッチフレーズって、「アルガンオイルを超えた」とか「アルガンの4倍の抗酸化作用!」とか完全にアルガンオイルが負けてしまってるんですよね。

そこで具体的にどう違うのか、果たして本当にマルラオイルはアルガンオイルを超えているのか徹底検証していきます!

アルガンオイルとマルラオイルの特徴

アルガンオイルもマルラオイルも名前を聞いただけだと想像がつかないオイルです。
どのように違うのか比べてみます。

マルラオイル

マルラの実
参照:動物たちが酔っぱらいまくり!!その原因が意外w

原産国 南アフリカ
生育環境 砂漠の多い地で半乾燥気候
成分 オレイン酸・リノール酸・ステアリン酸・ビタミンEパルミチン酸
テクスチャ サラサラ系の軽いテクスチャ
匂い 無臭

マルラオイルは南アフリカに育つマルラの木の果実の種から採取されます。
マルラの実は発酵するとアルコール成分が高まるためこれを食べた動物たちが酔っぱらってしまうそうです。
そんなマルラの実から抽出される貴重なオイルは、紫外線の強い地から人々の肌を守りアフリカの古来からマッサージオイルやベビーオイルなどに使われてきたそうです。

アルガンオイル

アルガンツリーの実

原産国 モロッコ
生育環境 年間降水量200mmほどの乾燥気候
成分 オレイン酸・リノール酸・ステアリン酸・ビタミンEパルミチン酸
テクスチャ べたつかないさらりとしたテクスチャ
匂い 無臭

アルガンオイルはアルガンツリーからなるアルガンの実から採取されます。
アルガンツリーは8千年も前からあるとされ、生命の木として地域の人々にあがめられてきました。そんなアルガンツリー1本の木からとれるアルガンオイルの量は1Lほど。
最近ではアルガンの森が絶滅の危機を迎えたことから、保護され採取時期が限られているそうです。

マルラオイル・アルガンオイル それぞれの成分の特徴

  アルガンオイル マルラオイル
オレイン酸 43% 70~78%
リノール酸 28~36% 4~7%
パルチミン酸 12% 9~12%
ステアリン酸 6% 5~8%
α-リノレン酸 0.1% 0.2%

参照:マルラオイルwikipedia
参照:アルガンオイルwikipedia

まず一番上のオレイン酸は、美肌作りには欠かせない成分であり皮膚をやわらかくする効果があります。そのため、角質のごわつきや小じわやほうれい線にも効果的なためアンチエイジングには欠かせない成分です。

そしてオレイン酸は他の成分に比べて断トツに酸化しにくい成分です。
マルラオイルはそのオレイン酸が多いため酸化しにくいオイルとされています。

そして次にリノール酸は、保湿や浸透力が高くそして美白効果が高いとされています。メラニン色素を追い出してくれるため、しみに効果があります。
そのうえ出来てしまったしみと出来る前のしみ両方に効果があります。

一方リノール酸は酸化しやすい成分で、酸化しやすいとされているローズヒップオイルには35%以上のリノール酸が含まれています。
だから酸化が早いのですね。
アルガンオイルはこのリノール酸が比較的高く含まれています。

次にパルチミン酸についてです。
パルチミン酸は美肌をつかさどるうえでなくてはならないビタミンAの働きを助ける成分で肌のターンオーバーを早め、肌の弾力を上げる働きがあります。
パルチミン酸が先ほど例にあげたローズヒップオイルだと3.2%ほどなので10%を超えるアルガン・マルラオイル共々高い数値だといえます。

ステアリン酸は高い保湿力があるため水分が逃げないように蓋をしてくれる役割を持っています。このステアリン酸が不足してしまうと、しわが出来やすくなるため美肌には欠かせない成分です。

最後にα-リノレン酸ですがこれは肌や髪に潤いを与える効果があります。ちなみにα-リノレン酸は熱に弱く、熱を加えると壊れやすくなります。えごま油や亜麻仁油に多く含まれていて毎日の食事から体内に取り込んでいる人が多いようです。

アルガンオイルだけの最大の特徴は?

アルガンオイルの成分のなかでの最大の特徴は、トコフェロール(ビタミンE)がオリーブオイルの約2~3倍もの量が含まれていることです。

トコフェロールとは何かといいますと、抗酸化作用の強い成分で肌表面の活性酸素の発生を防ぎ、肌のしわや肌を柔らかくするする効果があります。

ちなみにマルラオイルにもトコフェロールは含まれていますが、1/5ほどの量しか含まれていません。

そしてさらにアルガンオイルにはビタミンAも含まれており、これはマルラオイルには含まれていません。ビタミンAはエイジングケアに必要な成分でありターンオーバーを正常化する働きがあります。

マルラオイルだけの最大の特徴は?

では一方マルラオイルだけの特徴はというと、なんといっても抗ヒスタミン作用があること。

花粉症やアレルギーやアトピーでお悩みのかたは聞いたことがあると思いますが、体内にアレルギー物質が侵入した際に体の中でヒスタミンが生まれます。

このヒスタミンがかゆみやくしゃみなどのアレルギー反応の原因であるため、症状を悪化させないように抗ヒスタミン薬もあるほどアレルギー症状をお持ちの人にとってヒスタミンは厄介なもの。

そのヒスタミンを抑える作用がマルラオイルに入っています。

またビタミンCもマルラオイルには入っており、美白効果が期待できますがビタミンCを直接肌に塗っても浸透しにくいためこの効果はあまり期待しないでいいでしょう。

マルラオイルとアルガンオイルどっちが勝利?

各成分の特徴から紐解くと、アルガンオイルは複数の脂肪酸の数値が比較的バランス良く入っていてトータルの美肌作りに最適といえます。

一方マルラオイルはオレイン酸とリノール酸がすば抜けて多いことから抗酸化作用が期待でき、アルガンに比べてアンチエイジング効果が高いところと抗ヒスタミン作用があるのでアトピーやアレルギー体質のかたにもおススメといったかんじ。

私は同じメーカーのマルラオイルとアルガンオイルを使って試したわけではありませんが、どちらも使ったことがあります。

個人的に使用感を比べるとマルラオイルのほうが肌に吸収される感じがします。
(ジョンマスターのアルガンオイルとヴァーチェのマルラオイルです)

ちょっとアルガンオイルだとテクスチャが物足りないです。

ただどちらも上質なオイルなのでちょっと肌に付けるだけで艶が出てふっくらします。

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